感謝の言葉は「すみません」「ありがとう」のどちらを選ぶ?

mental_page_leftIcon
mental_page_rightIcon

2026/01/25

自分のこと

自然に「ありがとう」を選ぶと、心がふっと軽くなる

ある企業の社内報には、「助けてもらったときは『すみません』より『ありがとう』を使ってみましょう」という提案が紹介されていました。
一見すると小さな違いのようですが、この言葉の選び方には大切な意味があります。
「すみません」はどうしても“申し訳なさ”が前に出てしまい、相手の優しさを素直に受け取れないことがあります。
それに対して「ありがとう」は、相手の行動をまっすぐに受け止めて、温かい気持ちを返す言葉です。コピーを取ってもらったとき、資料を手伝ってもらったときなど、日常の小さな場面で「ありがとう」を意識してみると、空気がやわらかくなり、自然と笑顔が生まれる瞬間に気づくはずです。

感謝の言葉は、心を守り、人とのつながりを育ててくれる

感謝の言葉は、人間関係を良くするだけでなく、自分の心をそっと支えてくれる力も持っています。
うつ状態にある人は、誰かの親切を受けても「自分はダメだ」と責めてしまうことがあります。そんなときこそ、「ありがとう」という言葉が心の流れを変えてくれます。
「助けてもらったのに申し訳ない」と感じたとき、「私のためにしてくれたんだ。ありがとう」と声に出してみるだけで、心の重さが少し軽くなることがあります。
「ありがとう」を伝えると、言う側も聞く側もほんのり明るい気持ちになり、心の緊張がゆるんでいきます。
仕事でも日常でも、ふと立ち止まって感謝を言葉にしてみると、相手の反応や自分の心の変化に優しい驚きがあるはずです。

参考文献
心を守る33の見えないクッション うつにならない言葉の使い方/ダイヤモンド社/倉成央著
株式会社メンタルサポート研究所